「このエロ漫画に音声が付いていたらいいのになあ…」
そんな願いを叶えてくれる新コンテンツがいま注目を集めています。
その名もボイスコミック(ボイコミ)と呼ばれるサービスで、コミックを耳からも楽しめるのが特徴です。
そこで今回は、ボイスコミックが人気を集める理由から、どのようにして利用するのかを詳しく解説!
まだ体験したことのない人は、この機会にぜひ試してみてください。

ボイスコミックなら、これまで以上にエロ漫画や同人誌の世界に入り込むことができます!
「読む」と「聴く」を同時に楽しめるボイスコミック(ボイコミ)
ボイスコミックとは、エロ漫画やCG集に音声(ボイス)を組み合わせた新しいコンテンツです。
ボイスコミック自体は、一足先にYouTubeなどでラブコメ漫画を中心に人気を集めていました。
アダルト作品に対応したのはつい最近のことで、現在は続々と新作が発表されています。
ボイスコミックは、漫画の「読む」と音声作品の「聴く」を同時に楽しめるのが大きな強みです。
ボイスコミックがもつ魅力を3つ紹介
サービス開始から順次作品が公開されているボイスコミック。
なぜボイスコミックが注目されているのか、その魅力を3つ紹介します。
没入感が高まって実用性が大幅アップ
ボイスコミックを利用する最大の理由は、没入感が高まって世界観に入り込めるからです。
キャラの心情や場面の雰囲気がリアルに伝わり、自分がそこにいるかのような気持ちにさせてくれます。
没入感が高まる=エロ漫画の実用性も上がるので、ふつうに読むだけよりも抜きやすくなるでしょう。



お気に入りのエロ漫画がボイスコミックに対応していれば、オナニーがもっとはかどります。
余計な改変がなく原作の表現そのままで楽しめる
エロ漫画やCG集が原作でボイスが付いた作品といえば、エロアニメがすぐ思い浮かぶでしょう。
ただアニメ化の場合、必要以上にアレンジされるケースも目立ちます。
原作とは似ても似つかない作画に改悪されてしまうと、ガッカリ感がハンパないですよね。
しかしボイスコミックであれば、原作のコマをそのまま使うので改変の心配がありません。



原作の良さをありのまま活かしながらボイスを堪能できます。
実力ある同人声優を使うのでクオリティが保証される
ボイスコミックに起用される声優は、同人作品やASMRに多数出演している実力派ばかりです。
声優によって得意とするキャラはもちろんありますが、制作側がうまく選定したうえで起用しています。
実績に乏しい新人声優が担当することは基本ないので、心配しなくても大丈夫です。



お気に入りの同人声優からボイスコミックを選ぶのも1つの方法ですね。


18禁のボイスコミックが楽しめるサービスは?
アダルト向けのボイスコミックは、現状ではDLsiteとFANZAで楽しめます。
それぞれどのようなシステムになっているのか簡単に解説していきましょう。
DLボイコミ(DLsite)


DLsiteでは、2020年頃からボイスコミックを取り扱っています。
作品数は約1,400点にものぼるため(2025年11月時点)、ボイスコミックを探すならまずはDLsiteがおすすめです。
また漫画だけでなくCG集にも対応しており、お気に入りのCG集をボイス付きで楽しむことが可能!
期間限定で無料お試しサービスまでやっているので、たまにチェックするといいでしょう。
FANZA同人ボイコミ(FANZA)


一方のFANZAでは、2025年10月1日から「FANZA同人ボイコミ」の名称でボイスコミックを提供しています。
サービス開始からまだ日が浅いので、執筆時点での作品数は数えるほどしかありません。
ただ順次作品を公開予定とのことなので、これから一気に増えてくるでしょう。
普段からFANZA同人でよく買い物している人は、ついでに見ておくといいですね。
(参考:FANZA同人、人気声優によるボイスを組み合わせた新機能 「ボイコミ」を10月1日(水)より販売開始)
ボイスコミックを楽しむ際の注意点
ボイスコミックは画期的なコンテンツですが、利用に関していくつかの注意事項があります。
試してみようと考えている人は、前もって確認しておくといいでしょう。
漫画本体+追加ボイスを揃える必要がある
ボイスコミックを楽しむ場合、ボイスコミックに対応した本体作品と追加ボイスをセットで所持している必要があります。
追加ボイスだけを購入しようとした場合、精算時に警告を出してくれるのでその点は心配ありません。
ただ、本体の存在を忘れてうっかり予算オーバーになりやすいです。
本体作品を購入済みでボイスコミックに対応している漫画を選ぶのがおすすめです。


ボイスコミックに対応している漫画やCG集はまだ少ない
ボイスコミックは比較的新しいコンテンツなので、対応している作品は限られています。
人気漫画家の作品はすでに対応しているケースも多い一方、ニッチな作品はどうしても後回しにされがちです。
ただし、DLsite・FANZAともに順次ボイスコミック対応作品は増えてきています。
新作が入荷されているか定期的にチェックしてみるといいでしょう。
イメージ通りの声とは限らないケースもある
最初に触れた通り、ボイスコミックに起用されている声優は実績十分な女性ばかりです。
とはいえ、自分がイメージしていた通りの声とは限らず、ミスマッチが起こる場合もあります。
多くの作品では購入前にサンプルボイスが聴けるので、必ず確認しておきましょう。
ただ、このあたりの問題はアニメ化でもよく起こる事案です。
漫画を読むスピードが音声に縛られてしまう
漫画を読むとき、さらっと流し見するページもあれば、じっくりと読み込むページもあるでしょう。
エロ漫画の場合、抜きどころとなるシーンはとくに時間をかけて眺めたりしますね。
ボイスコミックを利用すると、どうしても読むペースが音声主体となります。
自分のペースで自由に漫画を読みたい人は、ボイスコミックと合わないかもしれません。
ボイスコミックの今後から目が離せない!
今回はエロ漫画の常識を覆すボイスコミックについて紹介しました。
ボイスコミックには大きな魅力がある反面、いくつか気になる点も確かに存在します。
ただ実際に利用してみて、ボイスコミックの実用性はしっかり感じ取ることができました。
やはり音声が付いている分、ストーリーへの没入感は普通に読むより段違いに高いです。
ボイスコミックのこれからに大きく期待が膨らみます。

